寺尾紗穂 [JAPAN]
レコードコレクターズのレビューに載っていたことから、買ってみたアルバム。
内容は予想したとおりのサウンド。 まるで1970年代にタイムスリップしてしまった
かのようなシンプルなピアノ系 SSW です。 彼女のボーカルは、素朴で無垢。
この世の全ての忌々しい出来事を、拭い去ってくれるかのような透明感に満ち
ています。 さらには、避暑地に瞬間移動したかのような清涼感とマイナスイオン
を部屋に満たしてくれるかのようです。
個々の曲のクオリティはけして悪くはないのですが、このアルバムを何度も聴いて
いるのに、メロディーを覚えること、思い出すことができません。 1曲目の「しゃぼん
玉とんだ~」の印象が残りすぎて、他の記憶を上塗りしてしまっているからかも
しれません。 こうして、6曲目を聴いていますが、まるで初めて聴いているかのような
気分でいます。
これは、いいことなのか、そうではないのか。
彼女の問題なのか、自分の問題なのか。
そんなことを考えています。
2007-08-17 11:42
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0