David Mead [USA]
深まりゆく秋にぴったりなシンガーソングライターをご紹介します。
以前もこのブログで取り上げたことのあるDavid Mead が今年になって発表
していた新作を昨日手に入れました。 かつてはメジャー・レーベルからリリース
していた彼ですが、本作は Cheap Lullaby Records というインディーズから
のリリースです。
名作「Indiana」で聴かせた質の高いソングライティングはそのままに継承
されていますが、この「Almost And Always」では、よりシンプルでアコースティック
な世界が展開されています。 ほぼ、ギターの弾き語りでリズムセクションはほとんど
介入してきません。 ピアノや管楽器など装飾系の楽器は時折参加してくるものの、
内省的で自身の心の深奥に向かうような楽曲が多く、BGMとして聴くも良し、スピー
カーの前で目をつぶって聴き入るも良し、という作品に仕上がっています。
ここまで純粋で心洗われるようなSSW 作品は、近年出会うことがまれだと
思います。 若手のミュージシャンでは、こうした雰囲気だけで自己陶酔してしまう
ことがありますが、David Mead に限ってはそんなことはありません。 線の細めな
ボーカルと美しいメロディーが、いまにも壊れてしまいそうなパズルのような危うさ
を伴って存在しているのです。
名曲ぞろいですが、あえて挙げるとすれば「Twenty Girls Ago」でしょうか。
あまりの名曲だったので、めまいがしてしまいました。
以前もこのブログで取り上げたことのあるDavid Mead が今年になって発表
していた新作を昨日手に入れました。 かつてはメジャー・レーベルからリリース
していた彼ですが、本作は Cheap Lullaby Records というインディーズから
のリリースです。
名作「Indiana」で聴かせた質の高いソングライティングはそのままに継承
されていますが、この「Almost And Always」では、よりシンプルでアコースティック
な世界が展開されています。 ほぼ、ギターの弾き語りでリズムセクションはほとんど
介入してきません。 ピアノや管楽器など装飾系の楽器は時折参加してくるものの、
内省的で自身の心の深奥に向かうような楽曲が多く、BGMとして聴くも良し、スピー
カーの前で目をつぶって聴き入るも良し、という作品に仕上がっています。
ここまで純粋で心洗われるようなSSW 作品は、近年出会うことがまれだと
思います。 若手のミュージシャンでは、こうした雰囲気だけで自己陶酔してしまう
ことがありますが、David Mead に限ってはそんなことはありません。 線の細めな
ボーカルと美しいメロディーが、いまにも壊れてしまいそうなパズルのような危うさ
を伴って存在しているのです。
名曲ぞろいですが、あえて挙げるとすれば「Twenty Girls Ago」でしょうか。
あまりの名曲だったので、めまいがしてしまいました。
2009-10-22 13:52
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