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The Black Keys [USA]


エル・カミーノ

エル・カミーノ

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2011/12/21
  • メディア: CD


   アメリカのロック・フェスティバルで「コーチェラ」というデカいフェスティバルがある
ようです。 当然ながら行ったことはないのですが、3日間のうち初日のヘッドライナー
(紅白でいうトリみたいなもの)を彼らがつとめると人づてに聞いて、初めて存在を知りま
した。

   ほんと、その程度の予備知識ですが、2日目のトリは Radiohead だし、アメリカでは
相当な人気があることの証には違いありません。 日本ではまだまだで、タワレコとかでも
大展開というわけにはなっていないようです。 しかし、よほどの実力がないと、ヘッドライ
ナーは難しいわけで、そのあたりを CD 音源から見出すことができるかいう点に的を絞って
買ってみました。

  「El Camino」というスペイン語のタイトルからして、アメリカとメキシコのボーダーあたり
のほこり臭いサウンドを誰もがイメージすると思います。 しかも、このクルマのジャケットは
1970年代の雰囲気もただよいます。 で、実際聴いてみると、だいたい想像通りでした。
  もう少し、Los Lonely Boys のようにブルージーな感覚が強いかと思いましたが、そこ
そこという感じでしょうか。  国境の音楽というよりは砂漠の音楽といった感じです。 
骨太でごつごつした手触りは、いまのアメリカには貴重な存在なのでしょう。 彼らでなく
ては表現できないような個性があるかというと、かなり微妙ではありますが、うまく見つけた
スポットにすっぽりともぐりこんだというのが、マーケティング的にはあてはまるような気が
します。

   ということで、ライブを見てみないと彼らの真価はわかりませんね。 個人的には、
「Little Black Submarines」という曲が、Led Zeppelin の「天国への階段」にそっくり
なので、てっきりカバーかと思ってしまいました。 これは、どうなんでしょう。 Amazon
のレビューでも同じようなことを書いている人がいますが、個人的にはこれはあまりにも
パクリなのでいただけません。 偉大な先人へのリスペクトであれば、堂々とカバーして
ほしかったと思います。 
    しかし、この曲は物議をかもさないのでしょうか。 すでにリスナーの多くは
Led Zeppelin すら知らないという時代に来ているということだったら、仕方ないのですが。


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